ワム60000

昨年末にTomixから発売された「国鉄 東北本線一般貨物列車セット」のワム60000を単体で入手。

実はこの製品、N貨車で初めてワム60000を正確に再現した画期的なもの。
Nゲージで最初にワム60000を製品化したのはTomixですが、その時の製品はワラ1

と共通の車体を使用して車体の標記のみを違えただけでした。
ちなみに実車のワム60000とワラ1の外観上の相違は、後者が前者より車体寸法が大きくなったことと、引戸レールの下端が、ワム60000は車体裾より少し高い位置にあるのに対し、ワラ1は車体裾と同じ位置にあること。
これに対しTomixの旧製品は、車体寸法はワラ1と同じ、引戸レールの位置はワム60000と同じという、どちらにも使える（言い換えればどちらともつかない）格好をしており、この特徴はTomixの金型を継承した河合商会の製品にも受け継がれて、同じ車体を持ったワム60000とワラ1が引き続き製造されていました。


その後、ワラ1については、新型を使用して引戸レールも正確に再現したスケール品が、2009年にTomixから発売され、

https://ho-blog.blog.ss-blog.jp/2009-11-23
また同じころにKatoからも製品化
https://ho-blog.blog.ss-blog.jp/2009-12-11
されたのですが、ワム60000については、それから実に11年も待つことになってしまいました。
今は上述したセットでの販売のみですが、単独での発売が待たれます。

コメント 1

nice!をいただいた皆様、ありがとうございます。
by hideta-o (2021-01-31 09:05)