初詣 [雑感]
コロナ禍の影響で、社寺への初詣も、例年のように正月三が日に集中するのではなく、密を避けて、年末から分散してお参りすることが推奨されていましたが、この際、気になったのが年明け前に「初詣?」ということ。我が家は喪中で、正式に初詣をしなかった分、第三者的な立場になったため、余計に気になって調べてみました。
まず正月三が日の初詣ですが、昔からの風習ではなく、明治以降に、鉄道会社とその沿線の社寺が始めた行事であって、それ以前、江戸時代には、たとえば大晦日の夜に、集落の氏神や旦那寺に籠って年を送迎する「年籠り」や、正月元日に、自宅からその年の恵方に当たる神社に参詣する「恵方参り」が一般的でした。
しかも「年籠り」や「恵方参り」は、太陰太陽暦(旧暦、当時は天保歴)の明治5年12月3日をもって太陽暦(新暦、グレゴリオ暦)の明治6年1月1日とした「明治改暦」以前には、当然ながら旧暦の正月、いわゆる旧正月の行事でした。
そして鉄道会社が創始した「初詣」も、はじめは新暦と旧暦の両方でばらばらに行われていたものが、やがて新暦に収束していったようです。
振り返って、今年の旧正月元日は新暦の2月12日ですので、新暦の三が日は、旧暦に照らせば未だ昨年末ということになり、それなら密を避けるために新暦の年末(ややこしいっ!)にお参りをしても大した違いはなかった、ということになるでしょうか。
ちなみに、大隈重信が主導した明治改暦の表面上の理由は、西洋と肩を並べて国家の近代化を図るため、とされていますが、実のところは、旧暦の明治5年が閏月を含めて13か月あったため、国家予算が逼迫していた明治政府が、それをひと月飛ばして、官員(公務員)の給料を1か月分ごまかすことを目的としていたようです。
…いつものとおりグダグダと理屈をこねてきましたが、本年も弊ブログにお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします。
まず正月三が日の初詣ですが、昔からの風習ではなく、明治以降に、鉄道会社とその沿線の社寺が始めた行事であって、それ以前、江戸時代には、たとえば大晦日の夜に、集落の氏神や旦那寺に籠って年を送迎する「年籠り」や、正月元日に、自宅からその年の恵方に当たる神社に参詣する「恵方参り」が一般的でした。
しかも「年籠り」や「恵方参り」は、太陰太陽暦(旧暦、当時は天保歴)の明治5年12月3日をもって太陽暦(新暦、グレゴリオ暦)の明治6年1月1日とした「明治改暦」以前には、当然ながら旧暦の正月、いわゆる旧正月の行事でした。
そして鉄道会社が創始した「初詣」も、はじめは新暦と旧暦の両方でばらばらに行われていたものが、やがて新暦に収束していったようです。
振り返って、今年の旧正月元日は新暦の2月12日ですので、新暦の三が日は、旧暦に照らせば未だ昨年末ということになり、それなら密を避けるために新暦の年末(ややこしいっ!)にお参りをしても大した違いはなかった、ということになるでしょうか。
ちなみに、大隈重信が主導した明治改暦の表面上の理由は、西洋と肩を並べて国家の近代化を図るため、とされていますが、実のところは、旧暦の明治5年が閏月を含めて13か月あったため、国家予算が逼迫していた明治政府が、それをひと月飛ばして、官員(公務員)の給料を1か月分ごまかすことを目的としていたようです。
…いつものとおりグダグダと理屈をこねてきましたが、本年も弊ブログにお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします。
母 [雑感]
母が亡くなった
棺に納められ、献花で囲まれた顔を見ているうちに思い出したのがモネの絵
この絵のモデルは、モネの母ではなく妻であったが、その死に打ちひしがれながら、それでも描かずにいられなかった彼の心境の一端が、少しは判ったような気がした
私は、さすがに写真は撮れなかったが・・・
棺に納められ、献花で囲まれた顔を見ているうちに思い出したのがモネの絵
この絵のモデルは、モネの母ではなく妻であったが、その死に打ちひしがれながら、それでも描かずにいられなかった彼の心境の一端が、少しは判ったような気がした
私は、さすがに写真は撮れなかったが・・・
2020-06-15 07:32
お正月 [雑感]
スマホ [雑感]
デジタルカメラが売れない。スマホのカメラの性能、結構いいからね。
固定電話が減っている。スマホがあればどこからでも電話かけられるし。
パソコンが減っている。メール送るにしてもSNSするにしてもスマホの方が楽。パソコンのキーボードって、
固定電話が減っている。スマホがあればどこからでも電話かけられるし。
パソコンが減っている。メール送るにしてもSNSするにしてもスマホの方が楽。パソコンのキーボードって、
松永安左エ門 [雑感]
爽やかなる熱情―電力王・松永安左エ門の生涯 日経ビジネス人文庫
- 作者: 水木 楊
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2004/03/02
- メディア: 文庫
九州や名古屋などで広範囲に発送配電事業を展開していた東邦電力の松永安左エ門は、首都圏を牛耳っていた東京電燈の官僚的体質、殿様商売、乱脈経営を見て取ると
年末年始 [雑感]
昨年、お正月に日本にいなかった
https://ho-blog.blog.so-net.ne.jp/2018-01-04
反動か、ブログ更新もサボって何もしない間に気が付くと1月も終わり。
何をしていたかといいますと、12月には仕事の隙間ができたため中旬の週末に1日休みをいただいて3連休で早めの大掃除、翌週末は、毎年しているご近所のご家族との忘年会、それと年末年始に向けての買い出し。
さらにその忘年会が、ことしは12月30日になったため、この日から1月2日まで、ご近所のおうちにお邪魔して、自宅で、そしてカミさんの実家で、ごちそうを食べて、お酒を飲んで、テレビを見て、本を読んで、近所の神社や西宮の戎さん初詣に行って、の繰り返し。3日には住吉さんにもお参りしたあと、いつものように阪堺電車に乗って天王寺へ。
さらに翌週末には、昨年末に評判になっていた映画ボヘミアンラプソディ
http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/
を家族で見に行って、さすがに泣きはしませんでしたが、おもしろかった。
ということで、そろそろブログを再開します。
https://ho-blog.blog.so-net.ne.jp/2018-01-04
反動か、ブログ更新もサボって何もしない間に気が付くと1月も終わり。
何をしていたかといいますと、12月には仕事の隙間ができたため中旬の週末に1日休みをいただいて3連休で早めの大掃除、翌週末は、毎年しているご近所のご家族との忘年会、それと年末年始に向けての買い出し。
さらにその忘年会が、ことしは12月30日になったため、この日から1月2日まで、ご近所のおうちにお邪魔して、自宅で、そしてカミさんの実家で、ごちそうを食べて、お酒を飲んで、テレビを見て、本を読んで、近所の神社や西宮の戎さん初詣に行って、の繰り返し。3日には住吉さんにもお参りしたあと、いつものように阪堺電車に乗って天王寺へ。
さらに翌週末には、昨年末に評判になっていた映画ボヘミアンラプソディ
http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/
を家族で見に行って、さすがに泣きはしませんでしたが、おもしろかった。
ということで、そろそろブログを再開します。