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中之島香雪美術館 [茶会記]

日曜日、所用で出かけた帰りに向かったのは、
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フェルメール展 [茶会記]

連休最終日の昨日、カミさんと阪和線に乗って天王寺へ。久しぶりの天王寺公園は色々な商業施設が建ち並んで結構な賑わい。(バックはあべのハルカス)
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なんでも「てんしば」
https://www.tennoji-park.jp/
というスペースにリニューアルされたとのこと。ここを抜けて目指したのは、

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Miho Museum [茶会記]

連休二日目の昨日、朝早くからカミさんと関空・紀州路快速
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に乗って

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茶会記(9) [茶会記]

茶の本を読んだ。
「茶器と懐石」桑田忠親著 講談社学術文庫499
第1編-茶器-、第2編-懐石-の2編構成で、第1編では日本における茶器の変遷が、また第2編では懐石を中心とした茶人の持つべき心構えが、いずれも平易な言葉で解説されている。難しい本が多い学術文庫の中では読みやすい本であった。



茶会記(8) [茶会記]

11月9日。茶会をした。
参会者:家族四人。
菓子:大寺餅のあんころ餅5個入り368円(堺東の高島屋に買いに行った。付属のくろもじの袋には「ソボクな味」と謳っているが、なかなかどうして個性的で、どちらかというと万人受けする味に仕上げられた赤福餅とは、一味違うおいしさであった。)
茶碗:
「さんかく」、「はてな」は前回と同じ。漬物茶碗は本来の仕事をしていたためお休み。今回、新たに次の2碗を出す。

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三島手[カミさんの嫁入り道具にあった茶道具セットの茶碗。]

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清水焼[さるお寺の住職が絵と文字を手書きされたもの。絵は、閻魔様に見えるが、どうであろうか。]

茶会記(7) [茶会記]

11月1日〜3日。勤め先の旅行で韓国はソウルへ行ってきた。団体旅行で自由行動の時間が少なかった上、言葉も文字も全く判らなかったので(話言葉は判らなくても看板などに書いてある字が読めれば町歩きは何とかなるのであるが、あの文字は判らない)、ホテル近くのコンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、それにミニストップがあった!)に何度か行ったぐらいで、有名な仁寺洞の骨董街にも行けなかった。
この旅行で、韓国には歴史的に茶の文化が存在しなかったということを知った。寒冷地なので茶の木は育たないのである。その代わりにトウモロコシ茶が飲まれていたらしい。トウモロコシを干し、さらに煎ったものを煮出して飲むのである。観光で行った韓国民族村でも、復元された農家の軒先にトウモロコシが干してあるのを見た。コンビニで買ったペットボトル入りのお茶もトウモロコシ茶であった。

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景福宮勤政殿

茶会記(6) [茶会記]

10月26日。奈良国立博物館で開催された正倉院展を見に行ってきた。今年は第60回目の開催を記念して、正倉院御物の中でもスーパースター級の御物の一つである白瑠璃碗が出展されるということで前評判が高く、混雑が予想されたが、朝から生憎の空模様であった所為か以外とスムースに入館することができた。お目当てはもちろん白瑠璃碗であり、真っ先に展示ケースの前へ駆けつけた。そこには、歴史や美術の教科書で誰もが一度は見たことのあるあのカットガラスの碗が、おそらく照明の加減もあったかと思われるが、妖艶な輝きをもって鎮座していた。
ただしこの器形自体、実のところ生産地であるペルシャでは割とありふれたものであったようで、多数の出土例があり、今回もその一つが参考品として展示されていた。また日本でも、大阪府羽曳野市の安閑陵古墳から全く同じ形の碗が出土している(現在は東京国立博物館が所蔵している)。この2つの碗が辿った運命については、井上靖が掌編を残している(「玉碗記」、講談社文芸文庫「異域の人・幽鬼-井上靖歴史小説集-」所収)。

ではなぜ、正倉院御物の白瑠璃碗が他に比べて貴重であるかというと、いわゆる伝世品(一度も土に埋もれたことがなく、人々の間で伝えられてきた品)で、しかもその由来がきわめて明らかであるためである。骨董品(と呼ぶのは失礼であるが)は伝世品で由来がしっかりしていることが最も重要であり、このことは、たとえば国宝の指定要件の一つにもなっているらしいが、正倉院御物というのはおそらく日本で最も由来がはっきりしている(聖武帝、光明皇后という所有者さえ特定できる)品々であることで貴重なのである。その中でもこの白瑠璃碗は、やはり教科書で見たことのある紺瑠璃杯とともに、遥かササン朝ペルシャからもたらされたという歴史のロマンをも纏っており、ひときわ人気が高い逸品である。
奈良国立博物館
URL:http://www.narahaku.go.jp/

茶会記(4) [茶会記]

10月11日。先日の藤田美術館に続いて、久しぶりに中之島の大阪市立東洋陶磁美術館に行ってきた。お目当ては国宝「油滴天目」、重要文化財「木葉天目」の二碗の唐物茶碗、それに高麗青磁の茶碗類である。
藤田美術館のもとになるコレクションをしたのは明治初期に政商として活躍した藤田伝三郎男爵とその一族、東洋陶磁美術館は昭和期の総合商社安宅産業の手になる安宅コレクションと、時代こそ違うもののいずれも大阪を拠点として活躍した人々が残した遺産である。
東洋陶磁美術館と藤田美術館は、直線距離にしておよそ2km程度しか離れていない。この距離にこれだけのお宝が残されているということが、大阪の過去の栄光を物語っている。

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東洋陶磁美術館
URL:http://www.moco.or.jp/jp/index_f.html

茶会記(3) [茶会記]

10月4日。茶会をした。
参会者:家族4人
菓子:赤福餅 折り箱8個入り700円(阿倍野近鉄百貨店に買いに行った。)
茶碗:

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青磁 雲鶴文[妙見窯(清水焼)。十数年前に清水寺門前の六々堂で購入。銘「さんかく」]


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青釉(青磁?)[ご近所からいただいた練習用の茶碗。見込みの釉に変色あり。最初、お湯を注いだ際に色が変わったように見えたことから、落語にちなんで「はてな」と命名。]


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安南手[同じくいただいた練習用の茶碗。普段は食卓に漬物を出すのに使用しているため漬物茶碗と呼んでいる。]


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唐子[これもいただきものの練習用茶碗。同じく漬物茶碗。]

茶会記(2) [茶会記]

9月15日。網島の藤田美術館で秋季展が開催されているというので、カミさんと見に行ってきた。展示が始まって最初の日曜日ということで、さぞや混んでいるだろうと覚悟して行ったのだが、館内は閑散としており拍子抜けをしてしまった。全世界に3つしかない耀変天目茶碗の一つ、国宝「水戸天目」を展示しているというのに、この閑散ぶりはどうしたことであろうか。もっと宣伝したほうがよいのではないか、とも考えたが、古い蔵を改造した展示室内でほぼ独占状態で国宝と向き合っているうちに、この静けさは貴重かも知れないと思うに至った。

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藤田美術館
URL:http://www.city.okayama.okayama.jp/museum/fujita/

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