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略1/87ミニカーの世界(その3) [アーカイブ]

(3) トヨタパブリカ
(3-1) パブリカ (Herpa社製)
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 1/87スケールのトラバントは、トヨタパブリカ(製造初年1961年)の代役をさせることができると考える。現在、Herpa社から、 トラバントとそのライトバンが 発売されている。

(3-2) パブリカ (フルタ製)
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 フルタ製菓チョコエッグのパブリカ700(トヨタ車コレクション-シークレット)は縮尺がほぼ1/91であり、マツダキャロルに次 いで「当たり」と認定した。(2007.7.22記す)

(3-3) パブリカ(ALWAYS版)
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 映画「ALWAYS三丁目の夕日'64」の公開と合わせて、クラウンタクシーと ともに発売されたパブリカ。このサイズで、このマイナーなパブリカという車種をここまで精密に模型化した製品は、これまでに無く、おそらくこれからも無い であろう。縮尺は1/80であり、
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やはり少し大きいのが残念であるが。 (2012.5.21記す)
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略1/87ミニカーの世界(その2) [アーカイブ]

(2) 日野ルノー
(2-1) ルノー4CV (NOREV社製)
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 フランスのミニカーメーカーのNOREV社が出しているルノー4CVは、次のBusch社製のものに較べると、全体の造型は甘い点がある。 しかし、標識灯やノブ、飾り金具など、細かいところまで色入れがしてあり、非常に味のある、好感の持てる出来に仕上がっている。 実際の製造は中国で行っているらしいが、メーカーの、自国の自動車に対する愛情が感じられるモデルである、と言えば言い過ぎになるであろうか。 私が入手したのは黒のモデル(写真のようにその後グリーンも入手)
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であるが、フランスら しい青のモデルもあり、機会があれば入手したいと考えている。

(2-2) ルノー4CV (BUSCH社製)
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 ドイツのBUSCH社が出しているルノー4CVは、実物の印象を的確に捉えた、いかにもドイツ製らしいシャープな、非常に良くできたモデルである。 あまりに良くできているので、4ドアセダン2台とタクシー1台の計3台も買ってしまった。特にタクシーは、黒とエンジ色のツートンのボディーに ホワイトリボンタイヤの組み合わせの美しさに惚れ込んで買ったようなものであり、その時点で、大阪市電と共演させることは、 全く頭になかった。4CVコレクターになってしまいそうで恐ろしい今日この頃である。(2005.2.24記す)
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 4CVの新色を入手した。(2009.2.8記す)

(2-3) ルノー4CV (EKO社製)
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 スペインのEKO社が出しているルノー4CVを、安かったので、Walthersで2台、購入した。 これで、4CVばかり8台(??計算があわないことについてはいずれ説明する)も集めたことになる。やはり、4CVコレクターになりつつあるようである。 製品は、ここに挙げた3種の4CVの中で最も古いと思われ、プロポーションも、モールドの仕上がりも、前2者に比べて、かなり見劣りすることは否めない。 (2005.4.27記す)
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 EKOの4CVの2台目の写真を追加。(2020.9.22追記)

(2-4) 温泉タクシー (タカラ製)
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 かつてタカラが発売していた入浴剤「昭和おもひで温泉」のおまけの温泉タクシーは、日野ルノーをモチーフにしている。リアルな模型ではないが雰囲気は出 ていると思う。 スケールは、全長から換算するとおよそ1/80ぐらいか。ところでタクシーがこのような派手な塗装になり、屋根上にいわゆる行灯を載せるようになったのは いつ頃であったろうか。 どうもルノーがタクシーに使われていたころよりも後であるように思えてならない。(2009.1.17記す)

(追記)
 ミニカー集めは実は今も細々と続けており、最近入手したNOREV社の新しい4CVをご紹介します。
(2-5) NOREVの新しい4CV
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近年、NOREV社は1/87ミニカーのリニューアルを進めており、4CVについても新バージョンが発売されています。この製品も中国製ながら、ご覧のように大幅にディテールアップされています。(2020.9.22追記)
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略1/87ミニカーの世界”えらいこっちゃミニカー集めが止まらん!” [アーカイブ]

かつて、16番で大阪市電を走らせるレイアウトを夢見て、市電と"共演"させるためにHOサイズのミニカーを集めていたことがあります。結局、最後はミニカー集めのみが目的になってしまいましたが、それが幸いしてか、HO道楽室
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HO-douraku/index.html
のなかで最も長続きしたコーナーになりました。まずは序文、そしてトヨペットクラウンから。

略1/87ミニカーの世界”えらいこっちゃミニカー集めが止まらん!”
 このページでは、大阪市電と共演させる自動車について考察する。路面電車のレイアウトやジオラマを造る際に欠かせないのが、自動車である。 しかし、特に、大阪市電が戦後の最盛期を迎えた1960年代前半頃の日本車のモデルは、ほとんど製品化されていないのが現状である。 そのため、例えば、形の良く似た外国車のモデルを流用したり、当時、日本国内でノックダウン生産されていた外国車を探したりする事が考えられる。 ここでは、私が見つけた、使えそうな自動車を紹介する。(2005.2.8記す)

(1) トヨペットクラウン
(1-1) トヨペットクラウンRS, RSD(グリコ)
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 タイムスリップグリコのトヨペットクラウン乗用車(写真左、RS型、製造初年1955年)、および同パトロールカー(写真右、RSD型、製造初年 1956年)は、 縮尺がおよそ1/92であり、大阪 市電と共演さ せることができると考える(パトロールカーは、所属が大阪府警でなく警視庁であるが・・・)。 現在は絶版になっているが、ネットオークションやフィギュアショップなどで入手することができる。 ちなみに、同シリーズのマツダオート三輪は小さすぎ、逆に、スバル360やミゼットは大きすぎて使えないように思われる。初代クラウンはこちらも参照。

(1-2) トヨペットクラウンRS(チョコエッグ)
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 フルタ製菓チョコエッグのトヨペットクラウンRS(トヨタ車コレクション、シークレット)は縮尺が約1/94であり、かろうじて当たりと判定した。 ただし、オリジナルで付いていたタイヤ(右側のタイヤ)
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は小さすぎて、 車体とのバランスが悪かったため、少し大き目のダット号のタイヤ(左側のタイヤ)と交換した。 また、
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写真にみるように、タイムスリップグリコのクラウン(写真の左)と並べ ると高さが足りず、初代クラウンの腰高な感じが出ていなかったため、 車高を高める改造(いわゆるシャコタンの逆)をし、さらにホイールに銀を色差した。(2007.8.13記す、9/1追補)

(1-3) トヨペットマスターライン
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 トミーテック ザ・カーコレクション80(縮尺1/80)のトヨペットマスターラインを入手した。定評のあるトミーテックの製品だけに仕上がりは文句の つけようがないが、縮尺の違いはやはり気になる。 これがトラックやバスであれば、そもそも実物の大きさが違 うので縮尺の違いはあまり目立たないが、同じ乗用車同士では、一緒に並べると
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大きさの違いがはっきり判ってしまう。(2009.1.17記す)

(1-4) トヨペットクラウンタクシー
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 映画「ALWAYS三丁目の夕日'64」の公開と合わせて発売されたトヨペットクラウンRSDのタクシー。縮尺は1/80。トミーテック製品にも劣らな い 位の出来の良さであるが、やはり大きさ
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が気になる。(2012.5.20 記す)
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路面電車視察記録(その4) [アーカイブ]

(4) 阪堺電軌(路面電車まつり) 2008.6.8
 早いもので、このコーナーを立ち上げてから2回目の、阪堺電車の路面電車まつりである。前回と同じく朝10時の開場とほぼ同時に入場し、11時過ぎごろまで見学した。 今回の目玉は501型製造50周年ということで、記念の冊子と記念切符が数量限定で販売された。 前回希望した501型の旧塗装復元は、残念ながら実現しなかったが、501号の側面に記念のステッカーが貼られていた。 見学後、今回は阪堺線で恵美須町まで行き、日本橋の電気街を覗いてから帰宅した。(2008.6.10記す)

501号
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ステッカー
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記念冊子
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路面電車視察記録(その3) [アーカイブ]

(3) 大阪市交通局森之宮工場 2008.3.23
 地下鉄開業75周年記念イベントの一環として開催された「なつかし車両まつりin森之宮」に行ってきた。今回の目玉は、何といってもこれまで非公開であった市電801号、 2201号、トロリーバス255号、市電3000号用FS251台車等が、はじめて一般公開されたことであり、 保存館前は、これらの車両を一目見ようと集まったファンで長蛇の列であった(写真)。その他にもゼブラバス、定期観光バス「にじ号」、 地下鉄では中央線3042号、千日前線5085号、堺筋線6014号等が展示されており、 なかなかの充実ぶりであった。(2008.3.22記す)

市電停留所標識
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ゼブラバス
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バス停留所旧標識
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中央線3042号
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堺筋線6014号
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千日前線5085号
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市電保存館(奥)と長蛇の列
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市電1601号模型(旧電気科学館展示品)
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トロリーバス255号と市電コントローラ(写真手前)
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市電801号
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市電3000号用FS251台車
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市電2201号と市電停留所標識
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テーラー台車
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KS45L台車
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路面電車視察記録(その2) [アーカイブ]

(2)阪堺電軌(路面電車まつり) 2007.6.10
 阪堺電車のあびこ道車庫で開催された路面電車まつりに行ってきた。朝10時の開場とほぼ同時に入場し、11時過ぎごろまで見学した。 その後、あびこ道発、天王寺駅前行き352号に乗って天王寺まで出て、家まで帰ってきたのであるが、途中でひどい雷雨にあった。私は早くに帰ってきて助かったが、会場は大変なことになったのではないだろうか。 会場では、昭和3年製造の161型、特に旧塗装に復元した162号等が、相変わらず人気の的であったが、実は今年(2007年)は、501型が製造から50年の節目を迎える年である。 これを記念して、何両かの501型を登場時のクリームとグリーンの2色塗装に復元するといった企画はないのであろうか。(2007.6.17記す)

入り口の横断幕
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会場内の様子
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162号
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504号
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504号銘板
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352号
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路面電車視察記録 [アーカイブ]

HO道楽室のこのページは、当ブログの他社視察カテゴリー
https://ho-blog.blog.ss-blog.jp/archive/c2300522110-1
の前身でした。

(1) 京福電鉄嵐山線(嵐電) 2007.4.29
 子供の十三まいりで、嵐山の虚空蔵さんにお参りに行った帰りに、おそらく20数年ぶりぐらいであろうか、嵐山から太秦(映画村に行ってきた)を経て四条大宮まで、嵐電に乗車した。 歳月とはおそろしいもので、路面電車最後のポール集電であった旧型車両群や、木造の立派な嵐山駅舎、モダン建築の四条大宮駅舎等は既になくなっていたが、 今はここだけでしか見られなくなってしまったトムリンソン型密着連結器による路面電車の連結運転や、ラーメン丼のふちの模様のような社章(雷文)等、所々に昔の面影が残っており、 懐かしい思いがした視察行であった。(2007.6.17記す)

26号レトロ電車
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2001号
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2002号
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社章
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Nゲージ貨車(その3) [アーカイブ]

トミックスSCカプラ対応車のKATOカプラ化(2010.11.24)
 先の第3報で、Tomix貨車のSCカプラポケットにKATOのCSナックルカプラを組み込む方法を提案した。
 しかしSCカプラポケットから流用した薄板状の復元ばねの復元力が弱かった所為か、 特にCSナックルカプラ同士で連結したとき、走行中の自然解放が多発した。そこでKATOカプラに交換することにし、ワラ1で試してみた。
 改造の手順は下記のとおり。
(1) カプラポケット内のピンを削り取る(この時点で後戻りできなくなるので覚悟を決めて!)。
(2) カプラポケットの広すぎる入口両脇に、KATOカプラがポケットから脱落するのを防ぐためのストッパと、 KATOカプラのヘッドの突出量を制限するためのスペーサとして機能するプラスチックの小片(縦2.5mm、横1.5mm、厚み1mm、写真左)を1つず つ貼り付ける。 接着にはゴム系ボンドを使用。
 またポケットの、薄板状の復元ばねより後の空間に、カプラが押し込まれたときに復元ばねが過剰に変形したり、 正常位置から外れたりするのを防ぐためのスペーサとしてプラスチックの小片(縦2.5mm、横4mm、厚み1mm、写真右)を差し込む。 後で蓋をするので、こちらは特に接着はしていない。
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(3) 元の金属製の蓋をする。
 出来上がりがこちら。なお写真では、よく判るように入口両脇の小片に色を塗っていないが、 少なくとも外からみえる部分を黒で塗るの忘れないようにする。
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 簡単な改造であるが、今のところ問題を生じていない。
 残りのTomix貨車もこの改造を実施したい。(2010.11.24記す)
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Nゲージ貨車(その2) [アーカイブ]

トミックスSCカプラ対応車のCSナックルカプラ化(2010.11.13)
 トミックスのSCカプラポケットに、カトーのCSナックルカプラを組み込む方法を紹介する。
(1) CSナックルカプラの加工
 カプラ後方の出っ張り(写真右の赤矢印)を切り取り、中心の孔(青矢印)を1.5mmに拡げる。写真左が出来上がり。
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(2) 車両の加工
 基本的に車両は加工しない。(1)の加工をしたカプラは、カプラポケットにうまく組み込むことができる。薄板状の復元バネもそのまま使用する。
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 ただし、カプラポケットの深さよりカプラの基部の厚みの方が大きいため、そのままではカプラカバーを嵌めて加工を終了することができない。 そのため、金属製のカプラカバーの中央部をラジオペンチなどで曲げて、黄色の矢印で示すように下方に膨らませる加工をする。
 この際、膨らませすぎるとカプラの頭部が垂れ下がってしまい、膨らませ足りないとカプラがうまく首を振らないため、 膨らませる量はカプラの様子を見ながら適宜調整する。
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 出来上がりがこちら。
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(この項さらに続く)
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Nゲージ貨車 [アーカイブ]

So-netから、2021年1月28日をもってホームページを終了する旨の通知がありましたが、代替サービスについては、「他社様のサービスへの移行をご検討ください。」とのこと。取り付く島がありません。しかたがないので、閲覧できなくなる前に私のホームページ「HO道楽室」
http://www002.upp.so-net.ne.jp/HO-douraku/index.html
の内容をブログ上に記録しておくことに。まずはNゲージ貨車のページから。こちらのページは当ブログのN貨車
https://ho-blog.blog.ss-blog.jp/archive/c2301356677-1
のカテゴリーと連携していました。

Nゲージ貨車(Nゲージ貨車の高さについて-第1回-)(2010.1.29)
様々な貨車を混結していて最も気になるのがやはり高さであろう。
 ワム90000の例でも判るように同じ形式の貨車の高さが違うのは困りものである。貨車の実寸を知っておくのが加工の参考になろう。
 ということで幾つかの形式の貨車の実際の高さと、その1/150換算値とを纏めてみた。まずはワム、ワラから。
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Nゲージ貨車(Nゲージ貨車の高さについて-第2回-)(2010.1.30)
引き続いてカ、ツム、ポム、ワフ、ヨの高さは下記の通り。なおツム、ワフ、ヨはベンチレータを含まない屋根自体の高さである。
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(この項つづく)
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