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市電局技報-技報第3報- [アーカイブ]

技報第3報(2601型の動力化について-第3回-)
 作業3(床板の穴開けおよび動力装置の仮組み)
 穴開けに先立って、図1に示した取り付け用の穴を描いた型紙をCADで作製し、スティック糊で、床板の下面に貼り付けた(写真1)。 そして、型紙に従って穴開けを行った(写真2)。また、動力台車側のネジ穴の部分は、ちょうどシートの部分に相当するので、 ネジを取り付ける分のシートを切り取った(写真3)。
(写真1)
2602g.jpg
(写真2)
2602h.jpg
(写真3)
2602i.jpg
 ここで、動力装置の取り付け具合を確認するために仮組をしたところ、問題が発生した。 動力台車の、絶縁側の車輪から集電してモータに接続しているリン青銅製の集電ブラシ(写真4)が、横方向に大きく張り出しており、そのまま床板に組み込むと、 穴の縁に当たって、動力台車の首振りを妨げるのである。
 そこで、集電ブラシとモータとの間は別に配線することにして、集電ブラシの、横方向に張り出した上半部をカットした(写真5)。これで、動力台車は漸く、 どちらの方向にも同じだけ首を振ることができるようになったが、今後、最小通過半径(200Rを予定している)をクリアできるかどうかを確認する必要がある。(2005.2.6記す)
(写真4)
daruma03.jpg
(写真5)
daruma04.jpg
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