国鉄バス(最終回) [バス]
・927-4024
国鉄自動車が創業以来、バスとともに運行してきたのがトラックであり、第二次世界大戦中には、バスによる旅客輸送よりも、トラックによる貨物輸送に重点がおかれていたこともありました。戦後も、逼迫する鉄道輸送を補助するために、国鉄トラックによる荷電代行、貨車代行などが盛んに行われてきました。
しかし民間のトラック事業者は、バス事業者よりも規模が小さく数が多かったことから(何しろトラックが1台あれば起業できますので)、国鉄がトラック事業を展開することに対する反発もバスよりも強く、それを受けて国鉄は、いち早くトラック事業からの撤退を進めてきました。
そして、国鉄の分割民営化に先立つ1984年には、トラック事業を全廃しています。
冒頭写真のトラックの形式称号は、下記のとおりです。
9:最大積載量 4トン以上
2:ディーゼル車 深荷台
7:日野製
|
4:2代目日野レンジャーなので1974年式
0:板バネ付
24:固有番号
おそらく国鉄トラックの廃止まで活躍した最後のトラックの1種かと思われます。
国鉄バスの記事の最後がトラックというのも何ですが、バスとともに国鉄自動車を支えたもう一つの柱であったトラックをご紹介して、締めくくりとさせていただきます。m(_ _)m
国鉄自動車が創業以来、バスとともに運行してきたのがトラックであり、第二次世界大戦中には、バスによる旅客輸送よりも、トラックによる貨物輸送に重点がおかれていたこともありました。戦後も、逼迫する鉄道輸送を補助するために、国鉄トラックによる荷電代行、貨車代行などが盛んに行われてきました。
しかし民間のトラック事業者は、バス事業者よりも規模が小さく数が多かったことから(何しろトラックが1台あれば起業できますので)、国鉄がトラック事業を展開することに対する反発もバスよりも強く、それを受けて国鉄は、いち早くトラック事業からの撤退を進めてきました。
そして、国鉄の分割民営化に先立つ1984年には、トラック事業を全廃しています。
冒頭写真のトラックの形式称号は、下記のとおりです。
9:最大積載量 4トン以上
2:ディーゼル車 深荷台
7:日野製
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4:2代目日野レンジャーなので1974年式
0:板バネ付
24:固有番号
おそらく国鉄トラックの廃止まで活躍した最後のトラックの1種かと思われます。
国鉄バスの記事の最後がトラックというのも何ですが、バスとともに国鉄自動車を支えたもう一つの柱であったトラックをご紹介して、締めくくりとさせていただきます。m(_ _)m
2020-08-16 21:37
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コメント(1)
nice!をいただいた皆様、ありがとうございます。
by hideta-o (2020-08-21 21:56)