近鉄8000系(その1)

永く奈良線の主力であった8000系のうち、1964(昭和39)年から1966(昭和41)年にかけて製造された前期車8021-8521～8059-8559は、900系と車体形状がよく似ています。ラインデリア未装備なので、屋根形状などはそっくりです。そこで、追加で入手した鉄コレ900系を、8000系の前期車に改造することにします。
8000系前期車の、900系との相違点は、
(1)　前面窓が、950(新)と同じはめ込み式になっていること、
(2)　モ8000形とク8500形でMTユニットを構成し、それに合わせてMG、CPがク8500に搭載されるなど、床下機器の配置が変更されたこと、
(3)　MTユニット化により、モ8000形とク8500形が固定編成化されたことで、冒頭写真のように両車の連結面側の貫通路が広幅にされたこと、
(4)　台車が、長リンク式のKD51に変更されたこと、
の4点。
まずは窓ガラスを外し、

連結面の貫通路を切り拡げて広幅に。


そこから出たプラ片を縦桟に転用し、水性カラーパテで隙間を埋め、


平らに仕上げた上に、GM製の「貫通ホロパーツ　広幅タイプA」(品番P-16304)を肌色に着色したものを貼り付けてアラ隠し。

また前面窓は、950(新)と同様にはめ込み式に改造し、運転台側の窓の内側には銀河モデルのデフロスター(品番N-043GN)を貼り付けました。

(この項つづく)

コメント 1

xml_xslさま
鉄腕原子さま
＠ミックさま
nice!ありがとうございます。
by hideta-o (2019-05-01 15:27)