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市電局技報 [アーカイブ]

市電局技報
今から15年も昔、16番で大阪市電を造ろうとしていた際に立ち上げたのが、私のホームぺージ「HO道楽室」であり、この「市電局技報」がそもそものホームページの基礎でした。
はじめに
 このページでは、今はなき大阪市電の、16番(1/80)での模型化を目指して、現在、四苦八苦している過程を随時報告する予定である。 今からおよそ10年以上前にも、一時、大阪市電に凝っていたことがあり、久々の再開である。 再開のきっかけは、技術評論社から隔月で刊行されている「街の風物詩」シリーズの、今後の発売予定リストに、大阪市電の2601型が含まれていたことによる。 同車の発売は2005年1月と予告されているため、それを知ったおよそ半年前から、動力装置の手配をはじめた。
 まず、誰でも考え付くのが、だるまやのパワートラックセット(写真1、ブリル77E、ホイルベース20mm、車輪径8.5mm) であるが、同じセットを使った専用の動力化キットが、トラムウエイから発売されると思われ、その際には、上記セットの品不足が予想されるため、あらかじめ、2両分を確保しておいた。
 また、ある模型店のウインドーの奥に眠っていた、古いつぼみ堂(!)製の、元は輸出用のダブルボギーバーニィーカー用と思われる動力装置(写真2)が、ホイルベース19mm、車輪径8.5mmで、適用可能と思われたため、1両分入手した。
 さらに、福町車輌工場跡(註1)で、だるまやの、台車枠なしのパワートラック(写真3、ホイルベース20mm、車輪径8.5mm)や8.5mmの車輪等を発見したので、これも回収して再使用することとした。
(写真1)
daruma01.jpg
(写真2)
tsubomi01.jpg
(写真3)
daruma02.jpg
 この他に、最近、ネットオークションで、上記つぼみ堂製の動力装置と、だるまやの、台車枠なしのパワートラックが出されたが、これらの落札には失敗した(残念である)。
 また、ビューゲルは、福町車輌工場跡でカワイ製の3両分を発見して回収したが、将来的には、架線集電化することを目論んでおり(カワイ製は不可)、集電可能な工房汽笛製1両分と、 奄美屋製1両分とを入手して、現在、比較検討中である。(2005.1.10記す)

註1:ジャンクボックスのこと。かつて、大阪市電に凝っていた際に入手したパーツ類が、実態は把握していないが、同工場跡内に多数、残っているものと思われる。呼称の理由は、RM LIBRARY49「全盛期の大阪市電-戦後を駆けた車輌たち-」第10頁「4.車輌工場」を参照されたい。

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