国鉄バス(番外編) [バス]
トミカの「三菱ふそう東名高速バス」(縮尺1/156)を入手。
トミカといえば、今から40年以上昔、安価で簡単に手に入る上それなりにスケール通りのバスの模型が、同社製の「三菱ふそうワンマンバス」(縮尺1/131)と「いすゞボンネットタイプバス」(縮尺1/110)しかなかった時代があり、先にご紹介した「バスファン」のBMS(バス模型趣味)のコーナーでも、これらの製品を題材とした、改造や塗り替えの記事が掲載されていたことがあります。
今回の東名高速バスも同時代の製品ですが、しかし下の写真のようにショーティーで、スケール通りではありません。
しかも箱には縮尺1/156と書かれていますが、実際には写真下の1/150の東名ハイウェイバス744型に比べてかなり大きく感じられ、実測しますと車体高が約1/130、車体幅が約1/120、そして短縮された車体長は約1/152でした。
トミカは、英国のマッチボックスを規範としたいわゆる箱スケール、つまり決まった大きさの箱に入るように、車種ごとに縮尺を変更する製品であり、東名バスのような細長い車体は箱にマッチしないため、全体に車体を大きくするとともにショーティー化したものと想像されます。
では1/156という縮尺はどこからきているかといいますと、ホイルベースです。トミカの縮尺は、ホイルベースを基準にしています。
この製品で感心するのは、初代744型(B906R)を再現していること。
たとえば前扉は窓が上下に別れた旧式ですし、車体後面も、B906Rの特徴がよく現れています。
窓の縦桟は太すぎますが、テールランプが車体の塗り分け線より下にある点や、巨大な12DC20型ディーゼルエンジンを出し入れするための大きな点検蓋が表現されています。
トミカといえば、今から40年以上昔、安価で簡単に手に入る上それなりにスケール通りのバスの模型が、同社製の「三菱ふそうワンマンバス」(縮尺1/131)と「いすゞボンネットタイプバス」(縮尺1/110)しかなかった時代があり、先にご紹介した「バスファン」のBMS(バス模型趣味)のコーナーでも、これらの製品を題材とした、改造や塗り替えの記事が掲載されていたことがあります。
今回の東名高速バスも同時代の製品ですが、しかし下の写真のようにショーティーで、スケール通りではありません。
しかも箱には縮尺1/156と書かれていますが、実際には写真下の1/150の東名ハイウェイバス744型に比べてかなり大きく感じられ、実測しますと車体高が約1/130、車体幅が約1/120、そして短縮された車体長は約1/152でした。
トミカは、英国のマッチボックスを規範としたいわゆる箱スケール、つまり決まった大きさの箱に入るように、車種ごとに縮尺を変更する製品であり、東名バスのような細長い車体は箱にマッチしないため、全体に車体を大きくするとともにショーティー化したものと想像されます。
では1/156という縮尺はどこからきているかといいますと、ホイルベースです。トミカの縮尺は、ホイルベースを基準にしています。
この製品で感心するのは、初代744型(B906R)を再現していること。
たとえば前扉は窓が上下に別れた旧式ですし、車体後面も、B906Rの特徴がよく現れています。
窓の縦桟は太すぎますが、テールランプが車体の塗り分け線より下にある点や、巨大な12DC20型ディーゼルエンジンを出し入れするための大きな点検蓋が表現されています。
2020-07-23 18:42
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コメント(5)
トミカのスケール表記はホイールベース基準とは知りませんでした。
by 青い森のヨッチン (2020-07-23 22:54)
青い森のヨッチンさま
ホイルベースの実測値と実際の値から計算しますと約1/158となりますので、おそらくホイルベース基準と想像しています。
by hideta-o (2020-07-24 08:53)
こんにちは!
トミカの箱、懐かしい・・
子供、孫と2世代にわたって買いました!
by Take-Zee (2020-07-24 09:39)
Take-Zeeさま
トミカ、プラレール、・・・何世代にも受け継がれてゆくっていいですね。
by hideta-o (2020-07-25 11:48)
nice!をいただいた皆様、ありがとうございます。
by hideta-o (2020-07-25 11:48)