「ひ」と「し」

一昨日、所用で京都に行ってきました。子どものころからの習慣で、今も行きは京阪、帰りは阪急（ときどきJR）を利用しています。行き先の最寄駅は清水五条で、快速特急「洛楽」も特急も停車しないため、七条で乗り換えることになります。で、以前から疑問に思っていたことをまた思い出しました。
この七条駅、あるいは地名としての七条の読み方のことです。駅名標にもあるとおり、正式には「しちじょう」だと思うのですが、明治生まれで生粋の京都人だった父方の祖父、祖母などは「ひちじょう」あるいは急ぐときは「ひっちょう」などと言ってました。
よく江戸っ子が「ひ」を「し」と言ってしまうことが知られていますが、京都を含めて関西では、現在、普通に日本全国で「し」と発音されていることばの中に、逆に「ひ」と発音することばがあったのではないでしょうか。
上の「七」もそうですし、「質」もそうでした。昔の大阪を写した写真で、「質」と書いた下にひらがなで「ひち」と読み仮名をつけた質屋さんの看板が写っているの見たことがあります。
もっとも、どちらも発音は「ひち」（または「しち」）で共通していますので、「ひち」だけの特殊な用法かもしれないのですが・・・。

コメント 4

はじドラさま
xml_xslさま
johncomebackさま
鉄腕原子さま
ハマコウさま
nice!ありがとうござます。
by hideta-o (2019-08-12 14:14) 

Edyさま
kooさま
＠ミックさま
いっぷくさま
トレンダー櫻井さま
nice!ありがとうございます。
by hideta-o (2019-08-12 14:15) 

TYPESさま
常武鉄道さま
トータンさま
tarouさま
あおたけさま
nice!ありがとうございます。
by hideta-o (2019-08-12 14:17) 

芝浦鉄親父さま
ネオ・アッキーさま
hanamuraさま
ありささま
nice!ありがとうございます。
by hideta-o (2019-08-12 14:18)