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EW1 [氷河急行]

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 日本の大手鉄道模型メーカーたるKATOさんから、ここ数年の間に、メーターゲージの氷河特急(氷河急行)の車輛が、縮尺1/150、軌間9mmmで次々と製品化されています。軌間が近いサブロクゲージ(3'6"=1067mm)の日本の鉄道車輌を、古くから同じ縮尺、同じ軌間で模型化してきたKATOさんならではのアイデアといえるでしょう。
 それまで縮尺1/160、軌間6.5mmのNmゲージで、細々としか模型化されていなかったスイスのメーターゲージの鉄道の世界を一気に拡げるものとして、大いに期待されます。欧州の鉄道模型の統一規格であるNEM規格を制定しているMOROPの動向が気になるところではありますが・・・。
 しかし現地では、すでにストラクチャーのメーカーとして著名なNoch社とも提携しているようですし、サードパーティーからも、このKATO製品を、縮尺の違いを気にせず6.5mmに改軌して、それまでのNmゲージに取り込むパーツが発売されてもいるようです。そのため、改軌までしなくても、そのまま手軽にメーターゲージの世界を楽しむといった需要は、現地でもさらに広がっていると考えられます。
 したがいまして今後、この1/150、9mmという新たな規格が、スイスのメーターゲージの鉄道模型の、一つのデファクトスタンダードになってゆくことも期待されます。
 今回、そんなKATOの氷河特急シリーズに、EW1 (アインハイツワーゲン1)型の客車が追加されることになりました。
 以前、私がスイス型に凝っていたのは、ちょうどこのEW1が全盛期で、そろそろパノラマ車が出始めようかという1980年代末から1990年代初頭の頃であり、非常に懐かしい思いがします。
 で、KATOのアルプスの赤い客車の4両増結セットを買ってしまいました。増結セットにしたのは、4両のうち3両が1990年代はじめから続く旧塗装(窓下の帯が細い)であるためです。
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(B2292)
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 さて、新塗装の1両はどうしましょうか・・・。

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まぢにゃん

スイスの赤い客車も魅力ありますね。
いやいや、これ以上沼は増やせないですが…。

今年、ようやく実車を見たので、記念にホーンビィのA3(4472:flying scotsman)とA4(60021:WILD SWAN)を買いました。
A3の緑色の動輪がかっちょ良いですワ。

by まぢにゃん (2017-09-17 13:58) 

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