Claud Hamilton D14 [BR極東局]
Del Pradoの世界の鉄道シリーズ(欧州では"Locomotive of the World")は、日本では残念ながら同社の経営破綻によって40何号かで終わってしまいましたが、先行して発売された欧州各国では最終の100号まで発売されていました。
そしてその中にはいくつか気になるモデルがあったのですが、いずれも今となっては入手困難です。
ところがこの世界の鉄道シリーズの金型を、自動車や飛行機のダイキャストモデルを販売している欧州のAmercom Hobbyという会社が買い取って自社のラインナップに加えたらしく、最近、Amazonを通して日本でも何種類かのモデルが購入可能になっています。
例えば英国型では、以前
http://ho-blog.blog.so-net.ne.jp/2012-07-22
紹介したA4 "Mallard"
およびA3"Flying Scotsman"
の他に、LMSの4-6-2 "Duchess of Hamilton"
SRの4-4-0 "Cheltenham"
BRのClass 55 Delticディーゼル
そしてGERの4-4-0 "Claud Hamilton"
などが発売されています。
この中で気になったのが最後のClaud Hamiltonです。
前回も紹介しましたようにA4、A3は1/160でしたので、同クラスの大型車であるLMSやSR、そしてDelticは1/160であると思われます。
しかしより小型のClaud Hamiltonは、1/160で模型化すると小さすぎて他と釣り合いがとれないため、すこし大きめに作られている可能性があります。
で、Amazonで発注したところなんとポーランドから商品がやってきました。どうりで商品の価格より送料の方が高くついた訳です。
早速1/148の図面と比較してみました。
ご覧のとおりわずかに小さめです。車体長から縮尺を計算したところ、やはり予想した通り1/160ではなかったのですが、1/148でも1/152でもなく、およそ1/155でした。微妙・・・。
追記:Claud Hamiltonについてはこちら。
http://www.lner.info/locos/D/d14d15d16.shtml
また英国では、このClaud Hamiltonの最終型D16/2を再建する計画があるらしく、そのホームページはこちら。
http://www.claudhamiltonlocomotivegroup.co.uk/
2015-07-06 22:25
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