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水間鉄道視察(その4) [他社視察]

 水間鉄道1000形は、1990年に東急から導入した7000形5編成10両のうち4編成8両を2006〜2007年に更新と同時に改番したものです。更新箇所は多岐に亘りますが、改造が必要と認められない箇所は原形のまま残されています。例えば非常知らせ装置が紐式であること(写真を撮るのを忘れました)や、吊革に東急時代の広告がそのまま残されていることなどは有名ですね。
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 更新改造を担当したのは佐伯工業という会社です。
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 1000形1003Fに乗り、車内の写真を撮影するとともに途中の撮影スポットをロケハンしながらとりあえず終点の水間観音駅へ。
 駅の手前の車庫には1005Fと、未更新で休車中の7003Fが留置されています。
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 また駅の2番線には夕方ラッシュに備えてか1001Fが待機しています。
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 途中の名越駅で1007F
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と交換していますので、これで水間鉄道所属の全車両を見たことになります。
 改札を出て、登録有形文化財に指定された水間観音駅舎を撮影。なんとなく旧国鉄奈良駅舎に似ています。
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 次いで1001Fのパイオニア台車や
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 車庫内の7003F
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を撮影するために駅北側の道を貝塚方向へ歩いてゆくと、なんと佐伯工業の看板を掲げた工場が。
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 おそらく、ここへ機器類を運び込んで整備の上、実際の車両への取り付け工事は車庫内で行っていたものと思われます。木南車輛の創業当時の故事を重い出しました。
 車庫手前の田んぼでは田植えの準備が進んでいます。
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この項さらに続く。
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Cedar

いっそのこと、TQから金=動体保存費用をとって原形保存したら関東のモノ好きがやってきますよ。熊本や弘前より行き易いですから。

by Cedar (2014-06-14 19:59) 

hideta-o

いいですね。ついでに貝塚駅前に109でもきてくれたら、少しは寂れた町もにぎやかになるかもしれません。
by hideta-o (2014-06-15 21:33) 

hideta-o

onemoreさま
nice!ありがとうございます。
by hideta-o (2014-06-15 21:34) 

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