EF52(その2)

　EF52に問題が出来した。

　まずはカプラの取り付け。カプラの取り付けがほとんど考慮されていない。
　付属の説明書では、アーノルトカプラをデッキ裏側に直に接着するように指定されているが、ここへアーノルトカプラではなくKATOカプラを取り付けようとすると、取り付けのためのスペースが十分に確保されていないためカプラの本体が車端から大きく飛び出してしまい、格好悪いこと甚だしい。
　さらに、接着剤で接着するだけというのは、やはり不安である。何らかの対策を講じる必要がある。
　また、実際に走らせてみて判ったのが、通過できるカーブの半径が限られること。
　半径の小さいカーブでは、デッキが車体に支障して先輪が浮き上がってしまい、脱線の危険性がある。また、支障した部分の塗装がはがれることもある。これしか持っていないユニトラックのR282(半径282mm)でこれらの問題が発生した。
　車体前面の、デッキ近くの部分にレタッチの跡があり、不思議に思っていたのだか、その原因がこれであった。今回の試走でも一部の塗装がはがれてしまった。
　この問題については、今のところ対策の施しようがない。半径の大きいカーブを買ってくるしかなさそうである。