緩行列車

　EF58を集めていた時期に、それと並行して、牽引させる旧型客車(マニ以外)を何両か集めていたのを思い出した。

　それらを引っ張りだしてきて眺めているうちに、EF58の牽く緩行列車を編成したくなってきた。早速、仕事の帰りに日本橋の電気街に行き、鉄道模型の中古を販売しているお店を覗いてみると、ジャンクのコーナーにKATOのオハフ33一般形が格安で出ているのを発見した。
　ケースはないが車体等にさしたる問題はなさそうである。唯一の問題点は、片側の台車のカプラ(KATOナックルに交換されている)が、ボンドでカプラポケットにしっかり接着されていること。おそらくKATOナックルの自然解放に悩んだ上での接着であろう。

　これが原因でジャンクになったらしいが、なんとか修理できそうなので迷わず購入した。家に持って帰って線路上に載せ、電圧をかけてみるとちゃんとテールライトも点灯した。お買い得と云えよう。
　ちなみに冒頭の写真は、一番上が今回購入したKATOオハフ33一般形(品番5128-1)、その下の3両が以前に集めていた車両で、上から順にTomixオハ35(旧製品、品番2513)、KATOオハ35戦後形(品番5127-3)、そしてKATOスハ43(品番5133-1)である。Tomixのオハ35は今回、オリジナルのプラ車輪を金属車輪に交換した。
　この他にも、Tomixのオハ35系の旧製品があと2両あるが、さすがに現行品と比べると古さが目立つ。そのため状態がよかった写真の1両のみ編成に加え、残りの2両は改造のネタにすることにした。