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坂の上の...(その24) [艦]

 新人物文庫「軍談-秋山真之の日露戦争回顧録」を読んだ。
 4部構成で、第1部は、大正6年に「坂の上の雲」の主人公の一人である秋山真之海軍中将(当時)が日露戦争を回顧して著した、本のタイトルにもなっている「軍談」、第2部、第3部は昭和10(1935)年に東京日日新聞、大阪毎日新聞が軍関係者から採録した、日露戦争当時のエピソードを集めたインタビュー集で第2部は海軍編、第3部は陸軍編、そして第4部はロシア側の証言を集めたもの。
 日本側のエピソードは「坂の上の雲」の記述と一致するものが多いが、ロシア側の証言には目新しいものも散見される。


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