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坂の上の…(その13) [艦]

 半藤一利「日本海軍の興亡」を読んだ。坂の上の雲の文脈からも薄々読み取れることではあるが、この本を読んでいると。帝国海軍の組織的な機能(人間力の集合としての)が、実は日露戦争をピークとしてその後は低下、硬直化の一途を辿っていったことが判る。日本海海戦で勝ちすぎたことが禍したのであろう。

 ちなみに半藤さんが編集者時代に司馬遼太郎の担当であったこと、奥様が夏目漱石のお孫さんにであることは、この場合偶然ではないであろう。
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