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EW1(その3) [氷河急行]

 KATOさんの製品らしく、実によくできたEW1客車ですが、連結面に違和感があります。
EW08.JPG
 どうも連結器の位置が高すぎ、それに対応して貫通扉と貫通ホロが小さすぎるように思われます。
 実測してみたところ、製品の連結器の中心高さ(レール面上)は6mm。実物は620mm、縮尺1/150で約4mm強ですので、2mm近く高いことが判りました。
 Noch社製のデスクトップレイアウト
https://www.e-katomodels2.com/img/goods/2/hyougatokusyuu.html#
https://www.noch.com/en/product-categories/model-railways/preformed-layouts/layout-bergun-83860.html
などの縦曲線に対応するためと思われますが、やはり気になります。修正することにします。
 まずは連結器。カプラーポケットに入る基部の下面を、厚みが約1mmになるまで削ります。写真左が加工前、右が加工後。
EW09.JPG
 なお写真の、加工後の方の連結器の本体の隙間に挟まっている白いかけらは、基部を削るために本体を強く握った際に、隙間より下側の部分(実はこれが本当の連結器として機能する部分)が変形したり折れたりしないようにするためのスペーサです。加工後には撤去します。
 次にカプラーポケットは、連結器を下から支えるでっぱりをカットするとともに、写真では判りにくいですが、カプラーポケットの内部に設けられた小さい突起もカットします。写真左が加工後、右は加工前。
EW10.JPG
 そして加工した連結器をカプラーポケットに組み込んで完成です。写真左が加工前、右が加工後。
EW11.JPG
 これで連結器高さは修正できました。次は車体下部と連結器の間の隙間を埋める加工をします。
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