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マニ35(その2) [荷レ]

 マニ35は、マニ36に先行して「ハニ」から改造された荷物車で、改造種車に基づいて0番台、50番台、および200番台の3種がある。このうち50番台はオハ35系のスハニ32を種車とする丸屋根車で、量産は昭和40年(1965)からであるが、先行試作として352051、352052の2両が、昭和37年(1962)年に登場している。
 試作2両と量産車の違いは、荷物扉の位置と窓配置にある。特に今回選んだマニ352051は、荷物扉間にオリジナルの広窓が1つだけ設けられている点が特徴になっている(荷物室が暗い、あるいは換気性が悪いといったクレームでも出たのか、352052以降では荷物扉間にもう一つ窓を増設している)。
 以上の知識はこの本から。


 今回選んだマニ352051の製造は上記のように昭和37年であって、マニ36の登場から4年しか遡らない。しかし昭和の30年代と40年代の違い、あるいは1960年代前半と後半の違いは、やはり気分的に大きい。

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