SSブログ

坂の上の…(その17) [艦]

 ところで龍馬であるが、実は帝国海軍を創った人々との因縁が深い。土佐藩を脱藩した龍馬が弟子入りした勝海舟は、維新後も明治新政府から請われて海軍卿を務めた海軍の権威であり、その海舟の下で龍馬が航海術を学んだ幕府の神戸海軍操練所では、後の日清戦争で連合艦隊司令長官を務めた伊東祐亨なども一緒に学んでいたのである。
 また日露戦争の際、時の皇后(のちの昭憲皇太后)の夢枕に立ち、海軍は必ず勝つと告げた男が龍馬であったという話もある。明治維新後、歴史の中に埋もれていた龍馬の業績を世に知らしめるために帝国海軍が動いていたという話を何かで読んだ記憶がある。


nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。