四丁目電気軌道 [On30]
(開業の経緯)
最近、急速に近くのものが見えにくくなりつつある。Nゲージは言うまでもなく、HOゲージの車輌すら、眼鏡を外さないと見えづらくなってきたのである。子供のころから近眼で、遠くのもの(実物の鉄道等)がはっきり見えない上に、近くの模型も見えにくい(ほぼ一定の、ごく限られた範囲にしかピントが合わない!)のでは、鉄道模型など楽しめるはずはない。
しかしものは考えようで、模型の方を大きくすれば良いことに思い至った。だが、自分が乗れるような大型の鉄道模型を走らせる土地は、我が家にはない。Gゲージでも大きすぎて、おそらく沿線住民(家族)のコンセンサスを得ることは困難であろう。
そこで、HOゲージの線路等を使える上、バックマンから安価な量産品が販売されていて、比較的入手が容易なOn30ゲージを採用することにした。ただし、On30でも、蒸気機関車牽引の本格的な鉄道(Railroad)を営業しようとすると、設備は大掛かりになってしまう。そのため、バックマンのOn30の路面電車を使って電気軌道を開業することにした。
社名は、現住所と、ニューヨークの三番街軌道会社(Third Avenue Railway System:TARS)にちなんで四丁目電気軌道(The Fourth-square Electric Railway:略称FERy)とした。
(概要)
社名:四丁目電気軌道(The Fourth-square Electric Railway)
縮尺:1/48 (1/4インチスケール)
軌間:16.5mm (On30ナロー。HOの下回り、および線路を流用できるのが強み。)
軌道:KATOのHOユニトラックを使用したお座敷運転。部屋の床に随時、線路を敷いて運行する。
電気方式:直流12V、2線集電式(お座敷運転で、架線を張るのが困難なため。屋根上のポールは走行時に空気をかきまわすのに使用。)
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