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私のカメラ遍歴 [写真機]

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 最初にカメラを買ったのは高校時代で、アサヒペンタックスのSPIIでした。父親が同じアサペンのK(のちのバヨネットマウントのKではなく、スクリューマウントの初代K)を持っており、そのレンズを拝借することを目論んだためです。
 次に入手したのがライカMマウントのミノルタのCLE。就職してすぐのことで、これがカメラ病に罹患する原因となります。
 当時、仕事の都合で埼玉県に住んでいた私は、休日ごとに東京へ出ては銀座、新宿、高輪あたりに出没してカメラを買いあさりました。その時手に入れたのはレオタックス、ニッカ、キヤノン、ミノルタ等々、バルナックライカコピーのレンジファインダーカメラの数々。
 1年ほどで大阪へ帰っても病は治まらず、梅田、心斎橋あたりに出撃してはライカIIIf、ライカM2、ニコンS2、コンタックスIなどを入手したのですが、コンタックスIIが買えずにいたところに、コンタックスIIIのデッドコピーであるソ連のキエフIIIに出会い、ロシアカメラに目覚めます。
 その後、結婚し、子どもができて、子どもを撮影するという名目で京セラのコンタックス167MTを入手。これで病が収まるかと思えたのですが、コンタックス用のレンズを揃えるという新たな症状が出て東独イエナのカールツァイスレンズに向かい、さらに西ドイツに戻ってローライ系のカールツァイスレンズを手に入れたところでデジタルカメラの全盛期に突入。
 しばらくは、撮影したフィルムを現像と同時にCD化して凌いでいたのですが、デジタルの手軽さには勝てず、デジカメに移行して子供の運動会の撮影用という名目でキヤノンの初代Kissを導入。
 ところがこのデジカメというやつ、機械として遊ぶには全く面白くなく、ブログの写真なども、Kissが不調になって以来、カミさんのコンパクトデジカメを借りて撮影する体たらくで、ついにさすがのカメラ病も収まったかと、自分でも思っていました。
 しかし昨年末、スウェーデン旅行をするということで手に入れたのが、冒頭写真のオリンパスPen F。久しぶりに面白い機械に出会い、カメラ病がぶり返してしまったようです。しかし、じつは1月末で定年を迎えた継続雇用の身では、昔のようなバカはできませんので、このPen Fが、おそらく生涯最後のカメラになるかと。ですので、カメラ道楽もPen Fを中心として細々と続けてゆきたいと思っています。


nice!(7)  コメント(3) 

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コメント 3

hideta-o

鉄腕原子さま
hanamuraさま
@ミックさま
iruchanさま
nice!ありがとうございます。
by hideta-o (2018-02-24 14:48) 

hideta-o

Cedarさま
nice!ありがとうございます。
by hideta-o (2018-02-26 22:25) 

hideta-o

ハッピーさま
nice!ありがとうございます。
by hideta-o (2018-03-05 21:48) 

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