Gresley A4 (その4)

　A4を、同じGresley式弁装置を備えた3シリンダ流線型パシフィックと言うことで、「陸蒸気からひかりまで」の流線型改造C5343の図と並べてみた。

　大きさはほとんど変わらない。流線型のケーシングも、C53は、改造にしてはいい線行っているように思う。
驚くのは、C53の流線型改造の方がA4 (1935-1938年)より1年早い1934年であること。もう一つ驚くのは、C53自体の製造年が1928-1931年であって、A1/A3の製造年、改造年と重なっていること。当時の国鉄が、いち早く最新の技術を取り入れようとしていたことが判る。

コメント 1

schnitzerさま
niceありがとうございます。
by hideta-o (2012-10-29 08:45)