Mk1客車(その1) [BR極東局]
Peppercorn A1に牽かせる客車としては、時代設定(Era. 5)からして、同じGraham Farish社製のマルーンのMk1あたりが最適であろう。中でも、最近リリースされつつあるBlue Ribandシリーズの客車群は、良好なディテールを備えた非常によくできた製品で、大変魅力的である。
しかし機関車を買ったばかりで予算的に苦しく、客車まではとても手が廻りそうにない。
そこで、たまたまネットオークションに出品されているのを見つけた古いLima社製のMk1客車を、相次いで安価で手に入れた。
手に入れたのは冒頭写真のCK(一二等合造車)と、
BSK(二等緩急車)、そして
RB(ビュッフェ車)の3両である。
ところが、実際に手に取ってみると何となく小さいする気がする。で、車体寸法を測ってみて驚いた。何と、縮尺が1/148ではなく1/160である。およそ一割は小さいことになる。
調べてみると、Nゲージの黎明期に、英国型については縮尺が1/148、1/152、1/160など、メーカーによってばらばらで統一されていない時期があったらしい。手に入れたのはその名残りの品であったようだ。現在のスタンダードである1/148の客車と連結してみないと何とも言えないが、どうやらこの3両は、残念ながらお蔵入りにせざるを得ないような気がする。…鉄道模型の世界は奥が深い!
2012-07-05 20:54
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コメント(1)
こんばんは。
最近、LimaのMark 1客車をまとめて処分された方がいるんでしょうか?数日前に秋葉原の某店の店頭でもLima製Mark 1が3両ほど吊るし売りされているのを見かけました。その時、なんとなく小さいかな・・・と思ったのですが、1/160サイズだったんですね。
同じ場所にはGraham FarishのBlue RibandじゃないMark 1客車のBGもぶら下がっていましたが、それと較べても造型の古さが目に付きました。ただ、英国型模型の変遷を知るための資料として数点手元にあってもいいんじゃないか、とも思います。
by 徒骨亭 (2012-07-05 22:42)